こんにちは、なないろの森歯科クリニック受付の國吉です。
朝晩がかなり冷え込むようになってきましたね。
季節の変わり目というのは体調崩しやすいので、皆さん気をつけて過ごして下さいね。
さて、今回はお薬手帳の重要性についてお話させていただきます。
当院の問診票やカウンセリングでも既往歴やお薬についてお伺いさせていただいておりますが、
歯医者で身体のことまでなぜ聞かれるんだろうと
疑問に思われる方もいらっしゃるかと思います。
口は血液を介して全身と繋がっています。
歯や歯茎には血液が流れていて、心臓が届ける血液中の酸素や栄養によって生きています。
そして血液は常に循環しているので、歯と歯茎に流れた血液も心臓に戻り、再び身体の隅々へと送り出されるのです。
なので、歯科治療は患者様が想像している以上に、持病や服用薬に影響を受けます。
特に、注意が必要な方について説明していきます。
⚠︎抗血栓薬(血液がサラサラになる薬)を服用している方
→処置をした際に出血が止まりにくくなる。
⚠︎骨粗鬆症治療薬を服用している方
→ 抜歯などの治療を受けた際の傷や顎(アゴ)の骨への刺激が原因で、顎の骨が壊死してしまう場合がある。
⚠︎血糖値が高い方
→傷が治りにくく、細菌感染しやすい。
このように、持病や服用薬によっては注意して治療を行わないといけないのです。
今回は代表的な例を挙げさせて頂きましたが、注意すべき病気や薬は他にもあります。
充分な配慮や治療後の経過を良くするため、安全に行う為に一人一人の正確な情報を確認させて頂いた上で治療をさせて頂きたいです。
定期検診でご来院頂いている患者様の中には診察券、保険証、お薬手帳の3点セットを必ずご持参いただける方もいらっしゃいます。
是非お薬手帳をご活用いただき、当院が皆様のお身体のことを把握した上で診療できるようにご理解、ご協力をいただければと思います⭐︎