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12歳臼歯

こんにちは!歯科衛生士の近藤です!

歯の生え替わりの時期のお子さんのいる方は、歯医者さんで「6歳臼歯は虫歯になりやすいので、気をつけてくださいね」と言われたことがあるのではないでしょうか?

 
それと同じように、12歳頃に生えてくる12歳臼歯も虫歯になりやすい歯です。
この歯は親知らずを除けばいちばん最後に生えてきて、大人の歯並びが完成するとても大切な歯です!
 
 
12歳臼歯がなぜ虫歯になりやすいかというと、
①生えはじめの永久歯はまだ歯の質が弱い
②生えはじめに気付きにくい
③いちばん奥に生えるので歯ブラシが当たりにくい
④唾液も届きにくく歯の修復作用(再石灰化)が起こりにくい
などが挙げられます。
 
 
その他、塾や部活動で忙しくなり食生活の時間が乱れたり、おやつを好きな時間に食べたり、歯磨きの習慣が疎かになったり、保護者の管理が行き届きにくくなる年齢でもあります。
 
 
 
では、虫歯にさせないためにどうしたら良いか??
まず、『生えはじめを察知すること!』が肝心ですが…
奥歯の奥を親御さんが観察したり、お子さんが意識するのはなかなか難しいことです。
ですので、歯科の定期検診をしっかり継続するのが確実な方法です。
 
 
定期検診では、
予防指導⇨お家での歯磨きの仕方やフッ素入り歯磨き剤の使い方を指導
予防処置⇨クリーニングやフッ化物塗布、シーラントなどを行います
 
特にお家での予防はとっても大切!
フッ素入り歯磨き剤の使用がポイントです!
◎濃度は1000〜1450ppmのものを使用
◎磨いた後のうがいは約10mlペットボトルのキャップ2杯程度)の水で1回だけすすぎます
 
はじめのうちは歯磨き剤の味が残るのが気になるかもしれませんがこうすることでより多くのフッ素がお口の中に残り虫歯になりにくくなるのです。
 
 
 
定期検診の継続とフッ素の利用で12歳臼歯を、守っていきましょう!
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