歯科衛生士の前田です。
みなさん、「こしょく」ときくとどんな漢字を想像しますか?
現代の日本では、生活習慣の変化などによりこの「こしょく」というのが、多くなっています。
では今日は「こしょく」についてお話したいと思います。
① 孤食 こども一人でとる孤独な食事
② 固食 好きなものだけ食べる
③ 個食 家族それぞれバラバラなものを食べる
④ 子食 こどもだけで食べる
⑤ 小食 少しの量しか食べない
⑥ 戸食 外食ばかりの食事
⑦ 粉食 パンや麺類など、粉物が中心の食事
⑧ 濃食 味の濃い物ばかり食べる
⑨ 虚食 朝、食欲がない、何も食べない
「こしょく」がふえ、
栄養が偏って肥満になったり、食べ物の好き嫌いが激しい子どもも増えていると言います。
食事は親から子へと受け継がれる文化であり、幼児期の食習慣がその後の人生に大きく影響するとも言われています。
私自身、できるだけ家族そろって楽しい食事を!と思っていてもこどもがご飯を食べているうちに片付けたい用事があるとついつい食卓をはなれてしまいがちです。
しかし、この食事を通して、ご飯を食べる楽しさや食事のマナーなどコミュニケーションの大切な場と考えて、できるだけ家族そろって食事をしたいものです。
とはいえ、共働き世帯が増え、またお子さんの習い事などで一緒に食事をとることが難しく、一概に解決できる問題でもないですが、
まずはコロナも収束し、マスクをはずし、みんなで楽しく食事をできる日を望まずにはいられません。