皆様お元気ですか☺
高石市ではこども医療費助成制度の対象が拡大されましたね😀
中学生、高校生になると、部活動や塾などで、受診率が低くなる傾向になります。
なないろでは、この受診率が低くなる10代の方々のメインテナンス率は非常に高いように思います。
これは、物心つく前から保護者の方がなないろに一緒に連れてきてくれて、歯科への恐怖がないまま歯科受診をしてくれているからと確信しております。
実際、私の息子も歯科への恐怖は全くなく、楽しいところ、チームスタッフの皆んなに会えるところと思っているようです。
先日参加した小児歯科学会でも、講師の先生が小児若年期に虫歯によって処置する歯を減らす事が生涯のお口の健康にはとても大事と仰っていました。
皆様ご存知の通り、虫歯になったところを削り取り綺麗に詰め物を入れてもやはり詰め物と歯の境目から虫歯になるリスクは高くなりますし、虫歯が深く残念ながら神経をとる処置をした歯は、弱くなり噛み合わせによっては根っこに亀裂が入ったり割れたりして、最終的には抜かなければならない選択をしなければなりません😵
実際、歯を失う原因は歯周病ももちろん多いですが、
🔺神経のない歯が多いと歯を失う事が多い
🔺処置した歯はしてない歯より歯を失う率が高い
と研究や論文でも発表されていますし、実際私が診させて頂いている臨床の場でもそう思います。
デンマークでは子供の歯科受診日に合わせて父親が有給を取って来院し、日本でいう保健センターのような施設には「歯科」が専門にあって、職員が休日返上で歯科医院に受診していないごく少ない家庭に声を掛けカウンセリングなどをするとか。
このように、歯科メインテナンスは小さい頃からの動機づけがとても大事であり、保護者の方がお子様に生涯の健康に向けて土台作りができる最高のプレゼントと言えます。
ことわざで【三つ子の魂百まで】とは幼い頃の性格は年老いても変わらないといいますが
まさに【三つ子の歯百まで】だと思います。
まだうちの子は小さいから歯医者さんはもう少し後でいいかな?と思っている方も歯科離れしかけている中高生もこの、医療費助成制度の拡大を機会に、是非歯科定期検診にお越しください。
なないろの森歯科クリニック
歯科衛生士 久武