皆様こんにちは、院長の森山です。
4月も下旬に入ったというのに、一向に目の痒みと鼻水が止まらない。。。
花粉症の皆様、あともう少しの辛抱です。
一緒に頑張りましょう・・・
話は変わりますが、先日、スタビライゼーションスプリントの講演会に参加してきました。
ナイトガードや就寝時用マウスピースと言った方が一般の方には分かりやすいかもしれません。
歯ぎしりがひどく、歯が欠けたり、しょっちゅう詰め物が取れてしまう人や
歯や顎関節に痛みが出てきてしまう人など
今まで歯医者さんで作ってみたり、作ることを勧められたりした方も多いのではないでしょうか。
作ったはいいものの、違和感が強く、すぐに使わなくなったという人も
きっとたくさんいらっしゃると思います。
そもそもスプリントの使用目的として
・咀嚼筋や顎関節にかかる力学的負荷を減弱させること
・パラファンクション(歯ぎしり等)の改善
・咬合性外傷(過剰な噛み合わせの力による歯の負担)の減少
などが挙げられます。
日々の臨床実感として、顎関節症の方は非常に多く
特に若い女性に頻発するように思えます。
そういった方に対し、スプリント療法というのは第一選択になりえるのですが
ただ闇雲にスプリントだけで万事解決というわけにもいかず
その見極めが非常に重要という示唆に富んだお話でした。
演者は大阪歯科大学の前川教授。
前川先生は以前岡山大学第一補綴科で講師をされており
学生時代大変お世話になった恩師でもあります。
そんな前川先生が講演されるということで、大阪歯科大学までやってまいりました。
天満橋の大阪歯科大学附属病院。
さすが天下の私立大学。
なんてセレブな雰囲気なんでしょう。
うちの大学とは雲泥の差だな・・・
憧れの眼差しで、病院内をウロウロと見学後、講義室へ。
それにしても、初めて入る大学の講義室は、どうしてこんなに緊張するんでしょう?
20年ぶりに聞く前川先生の講義。
顎関節症分野での日本のトップランナーである前川先生の講義は
とても分かりやすく、明日からの臨床に直結する大変素晴らしい講義でした。
さあ、これでアップデートは完了。
顎の痛みで悩まされている方や、肩こり頭痛がひどい方
お気軽にご相談くださいね。
なないろの森歯科クリニック
院長 森山 勝行