こんにちは、歯科衛生士の久松です。
梅雨に入って雨が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか☔️
私は雨は苦手でしたが、最近紫陽花がより綺麗に見えるのが良いいなーと思うことが多くなりました。
本日はお子様の仕上げ磨きを始めるタイミングについてです。
仕上げ磨きは『虫歯予防』の他に『お口を触ることに対して慣れてもらう』という目的があります。
赤ちゃんは自分の身体を守るために原始反射の1つとして、唇を触られたり、お口の中に異物が入ることを嫌がります。
なので初めから歯ブラシを使って磨こうとするとびっくりして嫌がるお子さんが多いです。
そこで対策として、『歯が生える前からお口の周りをマッサージ』を日常的にしておくと、刺激が繰り返し起こることで原始反射が消失していくのが早くなります。
他にも『保護者の方が楽しく毎日歯磨きしてるところを見せる』とお子様も興味をもちやすくなりますので、結果として歯磨きデビューがしやすくなります。
お口の周りを触られるのにあまり抵抗がなくなったら、歯ブラシではなく濡らしたガーゼ等で歯茎を撫でます。
そして歯が生えて来たらポイントブラシや仕上げ用歯ブラシで優しく磨くと良いです🦷🪥
そして体勢は歯が良く見えるように、膝の上に頭を置いて寝転びましょう。
そうすることで歯を全体しっかり磨けるだけでなく、頭を固定することができ、歯ブラシで突いたりする事故を防げます。
仕上げ磨きは保護者の方の大仕事ではありますが、私達もサポート致しますので、お子様の歯も含めて成長を見守っていけたらと思います🌼