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暑さに負けないために

こんにちは!なないろの森歯科クリニック 庄野です。

猛暑日が続き、体調不良に悩まされている方も多いのではないでしょうか。

暑さから食欲が落ち、特に朝食を抜いてしまう人が多いようです。

 

実は、朝食を抜くことが夏バテを悪化させる要因の一つになることをご存じでしょうか?

この暑い夏を元気に乗り切るには、朝食が欠かせないようです。

 

朝食を摂ると胃腸が刺激されて、睡眠中に優位になっている副交感神経から、

からだの機能を活性化させる交感神経への切り替えが促されます。

すると、多少のズレが生じてしまった体内時計もリセットすることができます。

 

また、朝食を摂ることで、昼食の食べ過ぎを防ぐことができ、急激な血糖値の上昇を回避できます。

急激な血糖値の上昇(グルコーススパイク)が習慣化すると「糖尿病」や「動脈硬化」など生活習慣病の

リスクを高めます。

さらに、血糖値の乱高下は自律神経にも悪影響を与えるので注意が必要です。

 

高血圧の人は、空腹によるストレスから血圧上昇に拍車がかかり、脳卒中や心疾患のリスクが高くなる

と報告されています。

これを予防するためには、起床後1時間以内に朝食を摂るといいそうです。

 

朝食を摂るうえで大切なことは

  • よく噛むこと
  • 味わうこと
  • 食感を楽しむこと
  • 栄養バランスのとれた朝食を摂取すること

 

とはいえ、朝の忙しい時間帯にゆっくり朝食を味わって食べるなんて無理‼

出勤の身支度に子どもの準備の手伝い、お弁当作りに、ゴミ出しとやることはたくさんあります。

 

ですが、朝食を完全に抜くのはよくありません。

完璧な朝食は無理でも、卵や納豆、バナナ、ヨーグルトやオートミールの中から組み合わせてみるのは

どうでしょうか?

どれも手軽に栄養が摂れる食品です。

納豆であれば卵やキムチなどを加えてみたり、ヨーグルトにナッツや果物をトッピングしてもいいでしょう。

朝に菓子パンを食べる方もいると思いますが、これらの食品は菓子パンに比べて血糖値が上がりにく

く、糖質の摂取量も抑えられます。

 

忙しい1日が始まる前に、朝食を摂って心と体のエネルギーをチャージしましょう!

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