こんにちは!
高石市綾園 なないろの森 歯科クリニック
歯科衛生士の庄野です。
先日、『第二種歯科感染管理者検定』を受けに
院長と大分まで行ってきました。
大阪━大分間はなんと小型のプロペラ機での移動!
初めてのプロペラ機搭乗に少し緊張しましたか、
天井が少し圧迫感があるということ以外は快適でした。
『歯科感染管理者』とは、
NPO法人JAOS(日本アジア口腔保健支援機構)が認定する
歯科医療現場において高度な感染制御知識を有し、
それを実践できる人材を養成することを目的とした資格のことです。
歯科領域では外科処置が多く、治療に使用する多くの器具は
患者様の口腔内の感染性物質に触れるため、
患者様・医療従事者ともに感染のリスクが高く、
一般の医施設以上に感染対策が求められます。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、
以前、下記のようなハンドピース(歯を削る機器)の使い回しが
問題になっていました。
2017年の厚生労働省研究班の調査では、
全国の歯科医療機関の半数近くが
ハンドピースを患者ごとに交換せずに
使いまわしている可能性があることがわかりました。
読売新聞2017年7月2日の記事より抜粋
わたしたちにとって、患者様もスタッフも家族のように大切な存在です。
もし、家族が通う医療施設や職場が感染対策をきちんと行っていなかったら。
感染の危険があるとしたら。
想像しただけで怖いですよね。
なないろの森 歯科クリニックでは、
患者様・スタッフが安心して治療を行える環境をつくるため
研修会に参加しました。
感染予防を実施するために、
日頃から手指消毒や手洗いの徹底、
ハンドピース(歯を削る機器)の患者ごとの滅菌・交換、
紙コップ・エプロン・グローブなどは使い捨てる
などの基本的な感染対策を徹底してまいります。
今後も高いレベルの感染管理を行うべく、継続して研修会に参加し、
設備の充実、知識の習得、患者様への情報発信に努めていきます。
もちろん!『第一種歯科感染管理者検定』合格も目指します!
すべては患者様とスタッフのために
なないろの森 歯科クリニック
歯科衛生士 庄野