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矯正って、何歳からできるの?

こんにちは。
なないろの森歯科クリニック 副院長の三浦 知子です。

 

猛暑日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
この暑さの中、ご来院頂く患者様には、感謝申し上げます。

 

夏休みということもあり、当院にはお子さんもたくさん来院されます。
むし歯だけではなく、歯並びを気にする保護者様が増えています。

よく見られるのは、6歳以降に前歯が生え変わってくると…

「おとなの歯が生えてきたら、歯並びが悪くなってしまった!」

というケースです。

 

子どもの歯(乳歯)はサイズが小さいため、お子さんの小さなあごにもキレイに収まります。

ところが、おとなの歯(永久歯)はサイズが大きいため、あごがしっかりと成長していないと、狭いあごには収まりきれず、ガタガタに並んでしまいます。

 

身長が伸びる時期があるように、あごにも成長する時期があります。
男の子で5歳~15歳、女の子で5歳~13歳が、顎骨の成長期です。
このピークを越えると、大きな成長は見込めません。

この顎骨の成長期は、乳歯から永久歯へと生え変わる時期と重なりますので、ヒトは本来、歯並びが整うように、うまくできているのです。

ところが現代において、歯並びが悪いお子さんは非常に多く、これは、あごの成長期において、しっかりと成長できていないということになります。

 

あごの成長を阻害する原因は、いくつも分かっています。

どれも、お子さんが無意識に行なっていることばかりです。

例えば、
・舌に力がなく、口の中でダランと下がっている
・口がポカンと開いていて、いつも口で息をしている
・姿勢が悪く、背中が丸まっている

などなど…。
どれも無意識にしていることばかりなので、注意しても簡単に直るものではありません。

しかし、これらが歯並びに影響していることは、間違いありません。

 

きちんとトレーニングし、お子さんに負担の少ない矯正装置で、ガタガタしてしまった歯並びを治しましょう。

5歳~10歳であれば、大きな効果が期待できます。

 

成長期のお子さんが理想的な成長を遂げ、おとなになっても、きれいな歯並びで健康な毎日を過ごせることが、私達の願いです。

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