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「オーラルフィジシャン育成セミナー」

みなさんこんにちは!

大阪府高石市綾園

なないろの森歯科クリニック

歯科衛生士の庄野です。

 

お盆休みはいかがお過ごしでしたか?

お墓参りや帰省をされた方、家でゆっくり過ごされた方、

いつもと変わらずお仕事だった方もいらっしゃるかもしれませんね。

私は半分仕事、半分は旅行に行くことができました。

大好きな旅行に行って気分をリフレッシュできたので、

また年末年始のお休みまで頑張りたいと思います!

 

さて、今回はお盆明けの土日に受講した「オーラルフィジシャン育成セミナー」

について書かせていただこうと思います。

 

「オーラルフィジシャン」??

歯科関係者の方以外でこの言葉をご存知の方がいたらびっくりです。

私もつい最近まで知りませんでした。

 

「オーラルフィジシャン」とは、

従来の歯を削って詰める治療を主体とするのではなく、

虫歯や歯周病の原因とリスクを調べ、

発症させないようにお口の健康を管理していく歯科医師のことです。

日本ではまだなじみの薄い言葉ですが、

予防先進国ではこれがスタンダードになっています。

 

当院もオーラルフィジシャン歯科医院を目指すべく、

日本における予防歯科の第一人者、熊谷 崇先生に会いに

山形県酒田市まで行ってきました。

 

このセミナーは全3回コースで、

第1回目は6月に院長が参加しており、

第2回目の今回は私が参加させていただきました。

 

山形へは関空から羽田で乗り継ぎ、到着までに6時間ほどかかりました。

到着後すぐ講義が始まり、オーラルフィジシャンについて、

オーラルフィジシャン歯科医院を支える歯科衛生士の役割について、

虫歯や歯周病の病院論と規格性のある資料採取についてを学びました。

内容の濃い充実した4時間で、必死でメモをとっている間に

気づいたら一日目が終わっていました。

 

2日目の午前中はレントゲン撮影や口腔内写真撮影の実習を行いました。

規格性のあるレントゲンや口腔内写真は正確な診査診断に必要不可欠であり、

また患者様自身が自分の口腔内について知っていただくための重要なツールでもあります。

 

当院も開業当初から口腔内写真を撮っていましたが、

日吉歯科の写真は規格性があり、誰が撮っても同じ構図で撮影されており、

当院と日吉歯科とのレベルの違いを痛感しました。

 

日吉歯科では30年以上前の患者様の初診時の写真が

今もきれいに保管されています。

患者様の30年分の記録は、過去と未来をつなぐ重要な資料で、

患者様と日吉歯科の歴史がその写真には写っていました。

その貴重な写真を見せていただき、目頭が熱くなりました。

 

今回、日吉歯科のスタッフの方に撮影方法をいちから教えていただき、

当院でもお昼休みに相互実習を行いレベルアップを図っています。

 

午後からは、各医院の症例発表と自院の問題点について

グループでディスカッションしました。

 

症例発表では、日吉歯科の衛生士さんから診療に関する

具体的なアドバイスをいただき、大変勉強になりました。

また、自院の問題点について考え直す機会をいただき、

今後医院としてどのように取り組めばいいのか

明確な目標が見えてきました。

 

毎日あっという間に一日が過ぎてしまい、

現状の問題点を見過ごしてしまっていました。

今回、このセミナーを通して、一度立ち止まって考える時間を作ることができ、

とてもいい経験、学び、気づきを得ることができました。

このセミナーで日吉歯科のスタッフの方や他院のスタッフの方と交流ができ、

一緒に頑張っている仲間が全国にいるのだということを認識できました。

長旅でしたが、旅の疲れも吹き飛ぶほど元気になって帰ってきました。

 

11月に最後の第3回目があるので、今より成長した姿を見ていただけるよう、

また学んだことを患者様や医院に還元できるよう頑張りたいと思います!

 

なないろの森歯科クリニック

歯科衛生士 庄野

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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