こんにちは。
副院長の三浦 知子です。
寒さが一段と厳しくなってきましたね。
私は、手洗い・うがいを励行し、食事の栄養にもできるだけ気をつけて、今のところ、とても元気に過ごしていますが、この寒さに、いつ体調を崩すやもと、恐々としております。
皆さまは、いかがお過ごしでしょうか?
今日は、風邪予防にもつながる、鼻呼吸のお話をさせて頂きます。
私は、子ども達の歯並び治療を行なっているのですが、矯正治療のなかで、非常に重視していることがあります。
それは、鼻で呼吸をすることです。
歯並びと呼吸に、何の関係があるのかと思われるかもしれませんが、これが大きく関わっているのです。
実は、口呼吸は、体にとって多くの害があります。
口で呼吸をすると、本来ヒトがもっている免疫機能が働きにくく、ウイルスやアレルギー物質が体内に入り込むことにつながります。
そのため、口呼吸は、風邪をひきやすくなったり、アレルギー症状を発症するリスクが高まると言われています。
この口呼吸が、歯並びにも悪い影響を及ぼします。
例えば、テレビを見ているとき、お勉強しているとき、寝ているときなど、お子さまが、無意識に口をポカンと開けて、口呼吸をしてしまっていませんか?
ポカンと開いた、力のない口元では、口周りや舌の筋肉がどんどん衰え、それに伴って歯並びも乱れてくるのです。
正しい呼吸は、鼻呼吸です。
きちんとお口を閉じて、舌は上あごの前方に当てましょう。
口呼吸が習慣になっているお子さまにとっては、すぐ鼻呼吸に変えることが難しいかもしれませんが、トレーニングを続けることで、小さなお子さまでも、鼻呼吸を習慣づけることができます。
そして、すでに悪くなり始めてしまった歯並びは、成長期であれば、矯正のマウスピースを使うことで、きれいに改善することができます。
2月27日(火)、28日(水)、3月1日(木)は、なないろの森歯科クリニックにて、歯科相談会を行います。
お子さまの歯並びについて、詳しくお話をさせて頂きますので、ご不安のある方は、この機会に、ぜひご相談下さいね。