こんにちは、なないろの森歯科クリニック受付の國吉です。
まだまだ暑い日が続いておりますが、体調悪くなっていませんか?
こまめに水分補給をして残暑乗り切りましょう!!
皆様は食事をするときよく噛んでいますか?
よく噛むということは消化に良いだけではなく他にも沢山良い効果があるんです!!
“噛む8大効果”を広く社会に伝えるために「8020推進団体」が作った、「ひみこの歯がいーぜ」という標語がとても分かりやすかったのでその標語に基づいて
噛むことによる効果、噛む回数、噛む習慣をつけるポイントの3つをお伝えしていきます
★ひみこの歯がいーぜ★
・ひ=肥満予防
食べ物を良く噛むと脳にある満腹中枢が働いて、満腹を感じます。
良く噛まずに早く食べると、満腹中枢が働く前に食べ過ぎてしまい、その結果太ります。
良く噛むことこそダイエットの基本なのです。
・み=味覚の発達
良く噛むと、食べ物本来の味がわかります。人は濃い味にはすぐに慣れてしまうものです。出来るだけ薄味にし、良く噛んで食材そのものの持ち味を味わうよう心がけましょう。
・こ=言葉の発音がはっきり
よく噛むことで、お口の周りの筋肉をたくさん使います。そのため、表情が豊かになったり正しいお口の開け方ができるので言葉の発音もはっきり話せるようになります。
・の=脳の発達
良く噛む運動は脳細胞の動きを活発化します。
あごを開けたり閉じたりすることで、脳に酸素と栄養を送り、活性化するのです。子供の知育を助け、高齢者は認知症の予防に大いに役立ちます。
・は=歯の病気を防ぐ
良く噛むと唾液がたくさん出て、口の中をきれいにします。
この唾液の働きが、虫歯になりかかった歯の表面を元に戻したり、細菌感染を防いだりして、虫歯や歯周病を防ぎます。
・が=ガンの予防
唾液に含まれる酵素には、発ガン物質の発ガン作用を消す働きがあると言われ、それには食べ物を30秒以上唾液に浸すのが効果的なのだそうです。
良く噛むことで、ガンも防げるのです。
・いー=胃腸の働きを促進
良く噛むと消化酵素がたくさん出て消化を助ける働きをします。
食べ物がきちんと咀嚼されないと胃腸障害や栄養の偏りの原因となりがちです。
・ぜ=全身の体力向上と全力投球
必要な時力を入れて噛みしめた時に丈夫な歯がなければ十分な力が出せません。
また、バランス感覚や瞬発力の向上にも良く噛めることが欠かせません。
そのため一流のアスリートは歯をとても大事にしていて、十分な自己管理とともに治療が必要な場合はすぐに治療をしています。
つまり、良く噛んでくいしばることが出来ることは、生きる力の発揮と体力の向上につながり、日常生活への自信も生まれてきます。
★噛む回数について★
噛む回数は1口30回が効果的といわれています。
30回というのは回数結構多いですよね。。。
ですが、ご飯1つ野菜1つに味があり噛めば噛むほど食べ物の本来の味がにじみ出てきます。
すぐに飲み込まないで「味わう」ということが多く噛むポイントです。
普段短い時間で食事をとっている方は時間設定を決めて長めに時間をかけて食べるような目標をたてたり
柔らかい食べ物はすぐ飲み込めてしまうので、歯ごたえのある食べ物を入れてみることで噛む回数を増やす事をできるかと思います。
★噛む習慣をつけるポイント★
・お口の中に入れる食べ物の量を少なくする
一口の量を減らしてみると、自然にしっかりと噛むことが出来て、食物を飲み込みやすくなります。
逆に、一口の量が多いと、余裕を持って噛めない為回数が不十分のまま飲み込んでしまいがちです。
・お茶やお味噌汁で食べ物を流し込まないようにする
流し込みながら食べてしまうと、食物を固形のまま飲み込んでしまう可能性が高いです。
また、食事中に水を飲むと、胃液が薄まってしまい消化活動を邪魔していまいます。
・噛んでいる時に箸を置く
お箸を持ったままだとよく噛みきれてないまま次の一口を入れてしまいがちです。
一口含んだ後はお箸を置いて、時間をかけて食事をとる習慣にしましょう。
皆さんもよく噛む習慣をつけてお口から健康な身体を手に入れましょう!!
なないろの森歯科クリニック 國吉