こんにちは、なないろの森歯科クリニック歯科衛生士の久松です。
だんだんと暖かな日も増えてきており、嬉しく思いつつも毎年恒例の花粉症に悩まされております。
今日はオーバーブラッシングについてお話しさせて頂きます。
最近では市販の歯ブラシでもオーバーブラッシングを音で知らせてくれる、なんて商品も良く耳にします。
オーバーブラッシングとはどういったことを指すのでしょうか。
普段から硬めの歯ブラシを好んで使用されている方や、虫歯や歯周病にならない様に一生懸命に磨いて下さってる中でつい力が入りすぎてしまったりなどで、歯ブラシの毛によって傷つき歯が削れてしまったり、歯茎が痩せて(下がって)しまうことを指します。
歯が削れるということは危険なイメージを持たれる方も多いと思いますが、歯茎が下がってしまう事でも様々なダメージがあります。
それは本当は歯茎に覆われていないといけない根っこの部分は、歯の上部に比べ面が粗造で柔らかく汚れが付きやすいことで虫歯になり易く、さらに神経に近く温度が伝わり安い事から冷たい飲み物でしみたりなどの知覚過敏が起こりやすくなってしまいます。
新しくおろした歯ブラシが1〜2週間で毛が開いてくるという方は要注意です!
ではそうならないための正しいブラッシングの圧は100〜200gと言われています。
歯ブラシの持ち方も鉛筆持ちで持つと力のコントロールがしやすく、より細かく磨くことが出来ます。
ただ私自身も昔は100〜200gと言われても想像が付かなかったので、ぜひ歯科に来院された際に体験して頂きたいです^ ^
1度削れてしまった歯や痩せてしまった歯茎は元には戻らないので、削れてしまう前に痩せてしまう前に正しいブラッシング圧を心掛けましょう!
なないろの森歯科クリニック
歯科衛生士
久松