こんにちは。
なないろの森歯科クリニック 副院長の三浦知子です。
先日、兵庫県伊丹市にあります「はあもす歯科こども歯科クリニック」へ、小児矯正の見学に行って参りました。
こちらのクリニックは、小児歯科・矯正歯科を専門にされているため、院内は子ども達でいっぱいでした。
なかでも、マウスピース矯正は、きれいな歯並びと顔貌を得て、将来のむし歯・歯周病リスクをも減らすことができるため、多くの子ども達が治療を受けていました。
当院でも、同じマウスピース矯正を行っているため、より良い治療ができるように、細かい手技などを学ばせていただきました。
マウスピース矯正を行う上で、非常に重要なことは
・口呼吸をやめて、鼻呼吸に変えること
・舌を正しい位置に置くこと
・お口周りをトレーニングして、筋肉を正しく使うこと
・正しい嚥下(飲み込み方)を習得すること
・姿勢を正すこと
どれも、子ども達の身体にとって本来必要なことばかりです。
しかし、これらが出来ていない子ども達が圧倒的に多く、それが原因で歯並びに悪影響を及ぼしています。
歯並びの悪さは、ほとんどが遺伝ではありません。
ちょっとした癖や、間違った呼吸などが、大きく影響しています。
マウスピース矯正は、もちろん装置の力で歯並びを整えていきますが、それ以上にトレーニングの効果は大きく、歯並びだけではなく、顔貌までより美しく変わってきます。
成長期にある子ども達にとって、きちんと唇を閉じて鼻呼吸をすることや、姿勢を正すことなどが、いかに重要であるかを痛感します。
はあもす歯科こども歯科クリニックの院長である金山先生が大切にされていることは、子ども達が生涯自分の歯で、健康に過ごすための予防歯科。
そのため、むし歯にならないための定期健診はもちろん、子どもの成長発育に重点を置いた指導や、口腔機能を改善するためのアドバイスが行われていました。
私達、なないろの森歯科クリニックも、この思いは同じです。
悪い所だけを治療する医院ではなく、健康をサポートする医院でありたいと思っています。
開院から2年が経ち、多くの患者様が、予防のため、健康になるためにご来院下さるようになりました。
これからも、地域の皆さまの健康を支えられるよう、私達も努力と学びを重ねていきたいと思います。