皆さまお元気ですか⁈
歯科衛生士の久武です。
最近はどっぷり新しい趣味にハマり睡蓮鉢にビオトープを作り蚊と戦いながら水耕植物とめだかちゃんを一緒に育ててほんわか癒されています。
さて、お口の中の状態はひとりひとり違います。
私自身、歯科衛生士を目指す前、歯に対しての知識が全く無い時から虫歯で悩んだ事も無く、歯科衛生士を目指していた専門学生時代、実習で歯の汚れをお互い取る授業では先生に実習にならないと言われた程…
歯に関しては悩んだ事もない人生を送ってきました。
しかし、数年前歯が痛くなったのです。。。
なんだか顎まで痛い。。。
虫歯もないし、、
原因は「くいしばり」でした。
なないろでは、初診でお口を見させて頂いた時、虫歯や歯周病についてはもちろん、くいしばりや歯ぎしりをしていないかもチェックさせて頂いています。
歯を削る機械が好きな人はきっと変わり者だと思いますが、、、
その機械を思い浮かべてみてください。
その先に付いている部品にはダイヤモンド加工がしてあり、そのダイヤモンドが高速で動く事で歯が削れます。歯はとても硬く、ダイヤモンドの様に硬い素材で削らないと削れないのです。
普通にご飯を食べるくらいでは歯は削れないように出来ているのですが…
歯と歯が接触して大きな力がかかると歯は削れたり歯茎が痩せて下がっていきます。
・噛む面が擦り減ることを「ファセット(咬耗)」
・側面の歯茎の際が削れる事を「くさび状欠損」
と言います。
歯がどんどん削れていくと中にある歯の素材が剥き出しになり冷たいものがダイレクトに神経に刺激を与えて「知覚過敏」が起きたり、歯茎が下がって歯の根が見え始めると素材上ザラザラしていて柔らかく磨き残しを取りきれず、そこから「虫歯」になり易くなります。
あまり強く負荷がかかると歯が欠けたり歯に亀裂が…なんて事も…
寝ている間どんな良い夢を見られてもくいしばりで歯がどんどん削れて行くのは悲しいですよね…
自覚は無くても検診の際に「くいしばり」があると言われた方は上記のような症状がでる可能性が高く「マウスピース」の使用をおススメさせて頂きます。
今までの歯医者さんではそんな事言われた事なかった〜と驚かれる方が沢山いらっしゃいます。
最近では新型コロナウイルスの影響で自粛期間があったりテレワークでパソコンに触れる機会が増えたことで上記の様な症状が現れ、マウスピースを作成する方も少なくありません。
すでに症状が出てしまった方も歯科衛生士よりケアの仕方、知覚過敏の適切な処置方法などをご提案させて頂きます。
虫歯予防、歯周病予防だけでなく、噛む力のコントロールも行いあなたが快適な歯っぴーライフを送れるようお手伝いさせて頂きます。
歯科衛生士 久武