こんにちは、歯科衛生士の久松です✩︎✴︎
暖かい日も徐々に増えつつあり春を感じる季節になってきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
私は暖かい日を嬉しく思いつつ、今年も花粉と闘っております…花粉症の皆さん頑張りましょう!
今日は歯科と妊娠期の関わりについてお話します。
妊娠期は女性ホルモンの急激な上昇により身体やお口にとてつもない変化があると言われています。
例えば悪阻による食習慣・嗜好品の変化、嘔気により歯磨きが出来なくなるなどにより虫歯や酸蝕症のリスクが上がります。
そんなお口の変化にいち早く気付いて対応出来るよう、ぜひとも市の無料検診をご利用ください。
「でも検診でむし歯が見つかっても、妊娠中は治療出来ないのでは?」と思っていらっしゃる方も多いと思います。
実はそんなことはないんです!
原則として妊娠中に治療を受けて悪い時期というものはありません。ですが妊娠初期は悪阻や胎児の流産の危険性も0ではないということ、後期は赤ちゃんの重みでお母さんの太ももの血管が圧迫されて低血圧症になる可能性があるため、最善の期間は妊娠5ヶ月〜7ヶ月の安定期が良いとされています。
出産後は育児や家事などで来院の機会が遠のきやすいこと、虫歯が進行してしまい治療回数が多くなったりひどい痛みが生じたりで大切な歯を失うことにもなりかねないので、妊娠期の治療も考慮する必要があります。
また、妊娠中のレントゲン撮影も1年間の自然放射線量の約1/100程度であることから危険度が非常に低く危険性は非常に低いと言えます。
目で見えない小さな虫歯も発見出来る確率がアップしますので、この機会に早期発見して対策していきましょう✳︎
※様々なリスクを回避されることももちろん大切なのでご希望されない方は当院スタッフにご相談下さい。当院は妊娠中であっても安心してご来院していただけるよう初診カウンセリングを行っております。
産後も来院して頂きやすいよう、毎週金曜日は保育士による託児予約も行っておりますので、ぜひご利用下さい^ ^
この大変なコロナ禍で妊娠されている方は不安も大きいと思いますが、少しでもお母さんと赤ちゃんの心身の健康をサポート出来るよう万全の準備をしてお待ちしております❁︎