お元気ですか?
この4月でなないろに入社させて頂いて2年が経ちました。
ひとつだけ残念なのは、なないろが開院した時、まだ他院で働いていて、なないろに出会えておらずオープニングスタッフからここで働けなかったこと。笑
気持ちはいつもオープニングからここにいたような…
なないろ愛に溢れている久武です。
いつも勤続記念に院長からお花を頂きます
私の大好きなガーベラが入っていてとても嬉しかったです
さて、最近メディアでも
お口の中の細菌が認知症に影響する
お口が清潔だと風邪をひきにくい
こうした情報が沢山取り上げらるようになりました。
とはいえ、関連がよくわからないまま、漠然と不安をあおられている方々がいるのが現状ではないでしょうか??
歯周病菌が全身を駆け巡り、脳や心臓、そのほか様々な部位の病気に関わっているのでは無いかと言われています。
今日はいくつかの病気と歯周病菌との関係をご紹介します。
『動脈硬化』
歯周病菌が出す内毒素や炎症性物質が血管に炎症を起こし、血管そのものを硬くしたり血栓をつくるよう働いて動脈硬化を進行させると考えられています。
『アルツハイマー型認知症』
歯周病菌が出す炎症物質がアミロイドβを増加させ脳を萎縮させると言われています。
『糖尿病』
歯周病が出す炎症物質がインスリンの働きを妨げ、血糖値を上昇させると言われています。
また糖尿病患者が歯周病の治療を行ったところ血糖コントロール値が改善したと言う報告も複数上がっており、糖尿病と歯周病は相互に関係していることがわかります。
『早産・低体重児出産』
歯周病菌が出す炎症物質に分娩を促す作用があります
皆様も一度は聞いたことのある病気と歯周病菌が深く関係しているなんて怖いですよね!
でも大丈夫です!
正しいケアをすれば歯周病菌が悪さをするリスクはぐんと減らすことが出来ます。
point① 歯の周りの細菌をしっかり落とす
細菌が歯の表面に付着し膜をつくるとその下に潜んでいる歯周病も喜んで数を増やします。これが炎症の原因に!!
日々のケアでしっかり細菌を取り除き口の中の細菌を増やさない事が健康への第一歩です。
point②歯の表面以外の細菌コントロール
もう一つ目を向けたいのは歯以外の場所です。
口の中の面積を100%とすると歯の表面積は25%、頬粘膜や舌が75%を占めています。
舌ブラシや歯周病に有効な洗口液なども上手に活用しましょう。
ケア次第で口は災いのもとにも健康のもとにもなるのです
せっかくなら“口は健康のもと“になるように私達と一緒に正しい知識やケア方法を取り入れてみませんか??
なないろの森歯科クリニック
歯科衛生士 久武