こんにちは!なないろの森歯科クリニック 歯科衛生士の松岡です!
8月も残りわずか、まだまだ暑い日が続きますが皆さまいかがお過ごしですか?☺︎
今日は歯周病と認知症の関係についてお話しします!
多くの歯医者さんが「歯周病予防のために歯科検診に通っている患者さんは認知症になりにくい気がする!」と経験的に感じているそうで、その研究報告が発表されました!
アルツハイマー型認知症で亡くなった患者さんの脳内から、歯周病にもっとも関係する「Pg菌」が発見されたというのです!
歯と脳、離れているのにどうして歯周病菌が脳へ?と不思議になりますよね。
実は歯周病菌は、歯周ポケットに潜んでいるだけではなく、歯の周りの汚れ(プラーク)などにより、炎症を起こした歯茎の、出血した粘膜を入り口として、血流に乗って歯茎の内部はもちろん、体内へと入ってしまうのです!
歯周病菌は、血管内でアルツハイマー型認知症の原因となる異常なタンパク質「アミロイドb」を増やし、一緒に脳の血管にはいって、脳内に「アミロイドb」を蓄積し、認知症を発症させるのです。
1番の原因である、歯周病菌「Pg菌」を抑制するため、歯周ポケットの奥に溜まった汚れや歯についた歯石など「Pg菌」の住処になるような汚れを落としてあげることが重要になってきます。
歯周ポケットの奥の汚れや歯石は、お家でのケアだけでは落としきれません。
歯周病菌による被害を止めて、脳の健康を守るには!!!
歯医者さんでのプロの手によるクリーニングや定期的なメインテナンスすることがとても大切になってきます!
歯周病は、痛みが出にくく、気付かぬうちに進行してしまっていることが多い病気です。
お口と体と脳の健康のためにも、一度、歯医者さんを受診してみませんか?皆さまの健康を一緒にサポートさせてください☺︎★